NHKの棒グラフ描画システムが機械的に世論を狂わせている可能性

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20070204.html#p01
 
 何かと興味深い内容の多い高木浩光氏の日記から。
 こういったグラフを見る際には何でも「まず結論ありきで、それに合うように見せ方を工夫していないか?」と疑ってかからにゃならんのだろうか。
 
 ちなみにTVの視聴率や雑誌の売上を伸ばすためには「とにかく不安を煽ること」というのが効果的な手段であるそうだ。例の「あるある大辞典」なんかもまさにそんな作りになっていたが、その上で(捏造とは言わないまでも)一瞬しか映らないグラフに恣意的なものを込められてしまうとひとたまりもない。
 
 「あの番組のあのデータはおかしい」とネットで検証・議論される機会があるのは救いがあるようにも思えるが、逆に間違った情報がさらに加速する可能性も高い。
 とりあえずは情報の送り手の良心を信じたいところ。