ハイビジョンの動向が気になる
ソニーが発売したハイビジョン方式ハンディカムHC1はエポックメイキングな製品だと言えます。
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-HC1/
これまでも家庭用のハイビジョンカメラはありましたが、それはプロかハイアマチュアを対象としたものでありホームユースは狙っていませんでした。
しかしCMなどを見るかぎり、HC1ではソニーが本気で家庭用にハイビジョンカメラを売り込もうとしていることが分かります。
ハイビジョンカメラが売れればハイビジョンテレビ、そしてハイビジョンのDVDレコーダーも売れるでしょうし。
でも、実際ハイビジョンの普及はかなり時間がかかるのではないか、と思っているのですがどうでしょう?
2011年の地上波アナログ放送廃止が一つのポイントになりそうですが、これも実際どうなるのかまだはっきり分かりません。何しろ今でも地上波アナログ放送にしか対応しないテレビやDVDレコーダーが大半を占めている状態ですから。
「ハイビジョンが録画できるDVDレコーダー」も最近ぼちぼち出てきていますが、どれもハイビジョン録画できるのはHDDのみで、DVDに書き込む際には通常画質に変換されるというのがどうも中途半端です。機械が壊れたらハイビジョン録画したものはパーに??
D-VHSやブルーレイディスクを使えばハイビジョン記録もできますがこれもマニア向けの印象は拭えません。
(本当の意味で)初めての家庭用ハイビジョンビデオカメラであるHC1が、今後10年とか経ったときにどのように評価されるのかが興味深いです。
10年経っても全然ハイビジョンが普及していない・・という線も十分考えられますが。