小型デジタル一眼レフの意外な愉しさとは
ニコンの新しいデジタル一眼レフ『D40』が売れているらしい。
レンズ込みで5万円台という破格値、木村拓哉がCMをしているから、など理由は色々あるだろうが興味深い記事を発見。
↓
・小型デジタル一眼の愉しみ(日経BP NET)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/photorepo/061211_photo/
昔のレンズを付けるとオートフォーカスはもちろん自動露出すら働かなくなる点が逆に上級者に受けているとのこと。
車好きの人などは「やっぱりミッションの方が運転してて面白い!」とか言うが、これはカメラも同様。ピント、絞り、シャッター速度を全て自分で考えて写真を撮るというのは想像以上に楽しい。車の運転なら事故を起こす危険もあろうが写真であればミスしても変な写りになるだけだ。むしろ予想外の変な写りを楽しむこともできる。フィルムカメラだと失敗写真にもコストがかかるがその心配もないし。
・・・そういえば、ここ最近は「フィルムカメラとデジタルカメラ、どちらが写真の腕が上がるか?」という議論がホットだ。
互いの特性をメリットと見るかデメリットと見るかで考え方は変わって来るのだが、まとめると以下のようになるだろうか。
[デジタル派]撮った写真をすぐに確認できるので、おかしなところにすぐ気付いて改善できる
[フィルム派]撮った写真をすぐに確認できないので、失敗しないよう事前に勉強したり技術を上げようとする意識が高まる
[デジタル派]失敗してもコストがかからないので、ガンガン撮影して技術を上げられる
[フィルム派]失敗するとコストがかかるので、失敗しないよう事前に勉強したり技術を上げようとする意識が高まる
意志の弱い人にはフィルムの方がオススメということか。
何にせよフィルムカメラ、特にリバーサルフィルムとマニュアル一眼レフ(出来れば露出計なし)の組み合わせはめちゃめちゃおもろいので経験ない人には一度やってみることをオススメしたい。色々な意味で凄い写真が撮れること請け合い。