カシオ、秒300コマの超高速連写可能なデジカメ試作機発表

http://www.casio.co.jp/release/2007/ngdc.html
http://dc.casio.jp/ngdc/
 
 サイズはVGA(35万画素)になるが、なんと秒間300コマの撮影ができるデジカメ。
 なめらかな超スローモーション撮影を行うためのモノだが、上記サイトのサンプル映像を見る限り面白そう。
 
 通常モード(600万画素)でも秒間60コマ撮影。しかもシャッター半押し状態でメモリへの蓄積を開始する機能があるので、シャッターを切った瞬間より過去の状態を含めて連写可能。
 そういう機能が必要な人にとってはオンリーワンのユニークなカメラになりそう。(業務用ではもっと高性能なモノはあるが)
 
 しかしカシオって、それまでとても高くて買えなかったような製品をいきなり「お求め安いお値段で」出してくるので侮れない。
 1994年に発売されたQV-10(http://www.casio.co.jp/release/old/qv_10.html)は今日のコンパクトデジカメの元祖。65,000円という価格は当時としては破格。
 ボコーダーVA-10は1993年くらい。当時ボコーダーは安くても10万円くらいしたと思うが、そこに1万円という脅威の価格で登場。「声で弾け!ボコーダーTOKIO!」という凄まじいキャッチコピーと合わせて人々の記憶に残ることとなった珍品。(※発売当時にYMO再生があったことを知らないとコピーの妙味が分からないであろう)
 VA-10に関してはこちらのレビューが面白い→ http://d.hatena.ne.jp/simonger2004/20040701