HASYMO Music Video コンテストはこの3点が興味深い

  The City of Light
 コンテストの結果が発表(http://www.commmons.com/hasymomv.html)されて3日経つが、どうもブログなどではあまり話題になっていない模様。
 
 『Yahoo!ブログ検索』でも、このページを含めて7件しかヒットせず、単に「結果が発表されました」と伝えるだけのものが多い。
     ↓
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=hasymo+%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88&tflg=week&yuragi=off&sq=N&ei=UTF-8&so=dd&merge=on
 
 わしは、このコンテストは以下の3点において面白い特徴が出ているように思える。 

   1.応募者の傾向
   2.応募形態
   3.テーマ

 
1.応募者の傾向
 何しろYMO結成30周年にして初の試み『メンバー3人が直に審査するオフィシャルPVの公募』。「メンバーに見てもらえるなら!!」とほとばしる熱意&勢いで応募した40歳前後の人が多そう。(勿論わしもその一人)
 映像制作を仕事としている人の応募も多いが、狙いとしては「YMOのPVに採用されるとハクがつくから」というあたりなのだろうか。仕事でやっている人(会社)だと「時間をかけたのに成果が得られないと収益に響く」というリスクがあるので、どう折り合いをつけているのか知りたいところだ。
 もっとも「仕事で映像制作をしている熱烈なYMOファンが趣味で作った」という作品もありそうだが。
 
2.応募形態
 YouTubeにアップロードするということは、応募した瞬間から誰でも見られる状態になるということである。なので、同じようなネタがかぶった場合「早いもの勝ち」となる。
 これは怖い。じっくり時間と手間をかけて作った作品をアップロードしようとしたら、その直前に似たようなネタがアップロードされていて泣く泣く応募を諦めたという人もいるかもしれん。
 またそれとは逆に、しばらく応募作品を眺めていたら作品のアイディアが浮かんだという人もいるだろう。他の人の出方を見てから・・・という作戦も取れる訳である。
 さらに、一度出した作品の評価を見てから、部分的に作りなおして応募し直すという技も使える。いろいろ駆け引きが出来そうで面白い。
 
3.テーマ
 最後はテーマ。課題曲が"The City of Light / Tokyo Town Pages"ということで、都会の街並や夜景をモチーフにした作品が多い訳だが、これを撮影しようとした場合「住んでいる場所」が非常に問題になってくる。都会のイメージを撮りたいが住んでいる場所から遠い・・・という場合、撮影のために何日か泊まりがけで出かけた人もいるだろう。しかもこの夏は結構雨が多かったので、せっかく出かけたのにずっと豪雨だった、などという悲劇もあるやもしれぬ。
 ところが"The City of Light"で最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品では、どちらも都会の映像を使っていないという事実。
 
おまけ

  

 これは拙作(http://jp.youtube.com/watch?v=-T4fyhWzBb4&fmt=18)へのアクセス解析だが・・・見事なまでの年齢層の偏り!!そして8割が男!