はやぶさ後継機の予算と口蹄疫の補償

 比較対象にするものでないのは承知の上だが、たまたま同じ日(6/14)のニュースであるということで。
 
 まず、はやぶさ後継機の予算。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100614-OYT1T00947.htm
しかし、後継機の開発費は、麻生政権の2010年度予算概算要求時の17億円が、鳩山政権の概算要求やり直しで5000万円に、さらに「事業仕分け」を経て3000万円まで削られた経緯がある。

 
 そして、与党の対策が遅れたために被害が拡大した(まだ続いている)口蹄疫の補償について。

口蹄疫補償「660億円」も(日経ビジネス)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100611/214902/

 
 事業仕訳という茶番劇で「ホラホラこんなにムダを削減してますよ」とアピールする一方で、その何倍、何十倍、何百倍(?)ものいらん借金を新たに生み出しているのが現与党。このまま行けば次年度も赤字国債発行額の最高記録を塗り替えるのは確実だが、果たして日本はどこまで持ちこたえられるのか?
 
 そういえば政権が交代した頃「日本をダメにした自民党にお灸を据える」とかいう意見をよく見たが、これってどの時点を基準にしてダメになったと言っているのだろうか。自民党が結党した1955年?