手詰まりの民主党、次の一手は?

 消費税の問題は参院選の争点でありつつ、でも争点ではなかった。
 世間では「消費税アップやむなし」と考える人が7割だという報道もあるように、民主党が大敗したのは単に消費税アップを謳ったからではなく、言うことがフラフラ定まらず頼りない印象を与えたからに過ぎない。
 現に消費税10%をハッキリ宣言した自民党が勝ってるんやし。
 
 「政治とカネ」の問題に何の決着も付けず、普天間問題は迷走に迷走を繰り返してアメリカと沖縄の信頼をゼロにした揚げ句元の地点に戻り、口蹄疫問題では危機管理意識の無さをさらけ出し、あげく政権交代の際に掲げた公約も片っ端から反故に。(http://d.hatena.ne.jp/molamola/20100603/p1)
 
 いったい何をもってどこをどう評価できるというのか。事業仕分け?ないない!(http://d.hatena.ne.jp/molamola/20091129/p3)
 
 ・・・・で、いざ選挙で惨敗し、これからどうするつもりなのかと思ったら、

菅首相「改めてスタートラインに立った気持ち」(2010/7/12 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news/20100712-OYT1T00044.htm

 うむ。
 落選した千葉法務大臣を含めて内閣もこのままの形で進めるということで「民意とは、民主党の意志」と改めて力強く宣言するに至ったと。
 
 やっぱり千葉法務大臣は、北朝鮮の日本人拉致実行犯である辛光洙(シン・ガンス)の釈放署名に名を連ねた仲間だから切れないのかな。
  http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html