仮面ライダーが徐々に弱くなる理由
相も変わらず、長男(6歳)の最大の関心事は仮面ライダーだ。
わしが子供のころ見ていた初期のライダーは変形もしなければ次々に新しい武器を繰り出したりすることも無かったのに、今は月に1回か2回くらい変形したり武器が出たりサブの仮面ライダーが出てきたりと忙しいことこの上ない。(ちなみに現在の『仮面ライダーオーズ』は、頭、胴体、足それぞれ5パターンの組み合わせなので125種類の変形が可能。いずれ6パターン目も出るようなので216種類に・・・)
言うまでもなく玩具の販売計画と密接にリンクしとる訳で、新しいフォームや武器、サブのライダーが初登場した際には派手にアピールするためそれはもう大活躍する。が、何週間かするとこれがだんだん効かなくなってくる。
サブの仮面ライダーは、メインの仮面ライダーが絶体絶命のピンチに陥ったところで颯爽と現れて滅茶苦茶な強さを見せるが、やがて弱くなり怪人相手にボコボコにされるだけの役回りとなる。
さて、『オーズ』にも颯爽とサブのライダー『バース』が登場した訳だが、長男はそれを見てボソッとつぶやいた。
「最初は強いけど、だんだん弱くなって行くんやんなぁ?ぼく理由知ってるで。」
ほう、幼稚園児にもバンダイのマーケティングが分かるようになったか。
「戦うたびに、疲れるからや。」
うむ、まぁそれもあるやろて。
ここは親の務めとして、なんかそれらしいことを言うとかねばなるまい。
「いや、敵も負けてられへんから、仮面ライダーのこと調べて、より強くなっとるねや。」
まぁこんなとこか。