さすが菅総理
■「自然エネルギー20%」菅首相、OECDで演説(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110526/plc11052602060004-n1.htm
首相は今後のエネルギー政策について、化石燃料と原子力という従来の「2つの柱」に、自然エネルギーと省エネルギーという「新たな2つの柱」を加え「4つの挑戦」を表明した。
具体的には、
(1) 事故調査・検証委員会などを通じた「最高度の原子力安全」への挑戦
(2) 二酸化炭素排出削減を図る化石エネルギーの環境性への挑戦
(3) 自然エネルギーを基幹エネルギーに高めるなど実用性への挑戦
(4) 省エネルギーの可能性への挑戦
を挙げた。
これまでも「○○に向けて死力を尽くす」「○○に全力で取り組む」など、目標の達成自体より「それに向けて努力すること」を前面に出していた菅総理が、今回は「挑戦する」というキーワードでカマしてきたようだ。
別に実現する必要はないのである。「挑戦する」だけなのだから挑戦してダメだったらそれでしまいである。
これが企業の新人研修とかで提出された文章だったら「実現するための具体的な手順を書きなさい」と突き返されるやもしれんが、それはそれ。