「やっぱり、いいね!Windows PC」

http://www.microsoft.com/japan/windows/cloud/value/
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20110617/1032425/
 マイクロソフトが打ち出してきた、この夏のパソコン商戦でのキャッチフレーズは「やっぱり、いいね!Windows PC」。
 しかしこれ、なんかネガティブな印象を受ける。「やっぱり、いいね」というのは何と比較しているのか、比較対象のモノがそんなに勢いがあるのか、良さを自発的に再認識してもらわないとヤバい状態ですらあるのか・・・どうしてもそういう風に見える。
 
 比較対象のモノは何か?Macか?いや、Macの売り上げも好調らしいが、あえて今さらライバル視するのもおかしい。
 GoogleChrome PCか?いや、まだ国内では売ってないし。
 まぁ、どう考えてもスマートフォンタブレットだろう。Windowsも製品出してはいるが、世間は「AndroidiPhone/iPadか?」という二択ばかりですっかり蚊帳の外に置かれてしもてるし。
 
 さてさて、このキャッチフレーズには補足というか具体例が3つ引っ付いている。
 
  (1) PCだけじゃない。地デジ、ブルーレイも1台で。
  (2) 仕事もプライベートも「本気で使える」モバイルへ。
  (3) 1つのカタチだけじゃない。いろいろ選べる。PCにも「私」らしさを。
 
 どれも明らかにスマートフォン/タブレットを意識している。敵はブルーレイなぞ積めないし、本気では使えないらしいし(そうなのかな?)、大きさは多少違っても形は1種類だし。
 
 そのうちキャッチフレーズが「Windowsはなくなるの?」になったりしないように頑張って欲しいところ。