ジョブズ亡き後のアップルについて
アナリストから個人のブログまで、ジョブズを失った今後のアップルを不安視する声が多い。
わしは、以下の2つの理由から大丈夫やと思う。
(1)アナリストも顧客の予想も当たらない
これまでジョブズが世に送り出してきた製品に対する大方の評価は、最初はどれも芳しくなかった。
「こんなものは売れない」「ちょっと目新しいだけですぐ飽きられる」などなど。
Mac、iMac、iPod、iTunes Store(音楽配信ビジネス)、iPhone、iPad、どれもそうだったが結果は言うまでもない。
これに関しては、ガイ・カワサキ氏の「僕がスティーブ・ジョブズから学んだ12の教訓」も必読。
http://longtailworld.blogspot.com/2011/10/12what-i-learned-from-steve-jobs-guy.html?spref=fb
(2)ジョブズが生み出した最高傑作は「アップル」
かつてアップルがジョブズを追い出した後に経営危機に陥り、ジョブズ復帰で驚異的な回復をしたことを受けて「今回も同じようにダメになる」と見る向きが多い。
でも、これほどの規模にまでなった会社がみすみす同じ轍を踏むとはとても思えん。
それに、かつてのジョブズ解任は「ジョブズの否定」だったが、今のアップルにはジョブズの意志を受け継ぐべく強い結束が生まれているはず。
もうダメどころが、ジョブズを信じて結集した優秀なエンジニア群がとんでもない製品を次々出してくるかもしれんぞ。
■週刊アスキー スティーブ・ジョブズ追悼記事まとめ
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/060/60525/