HTML5の重要性と問題点
■なぜ今、HTML5なのか――モバイルビジネスに与えるインパクトを読み解く(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1208/08/news099.html
HTML5がなぜここまで重要視されているのか、そして何がネックなのかコンパクトにまとまっていて分かりやすい。
メリットはPCやスマホ、タブレットといった垣根を飛び越えて(OSにも依存せずに)アプリが作れること。
デメリットはメリットの裏返し。特定のOSや機種専用のアプリと比べて実行速度で劣り、固有の機能も使えないこと。
かつてJavaが世に出たとき、OSに依存しないアプリが作れることから「これでWindowsの牙城が崩れる」などと言われたがそうはならなかった。しかし現在、スマホやタブレットという新しいデバイスが爆発的に普及するに当たりマイクロソフトがスタートダッシュでコケてしまったおかげで(*1)、奇しくも様々なプラットフォームが混在するようになってしまった。そこで期待を一身に集めているのがWebをOS化したとも言えるHTML5・・・というところか。
(*1)スマホもタブレットもマイクロソフトはかなり前から取り組んでいたが、普及には至らなかった。iPhoneとiPadが登場して一気に市場が形成されたというのは周知のとおり。さらに2番手として続いたのはAndroidで、マイクロソフトは華麗に周回遅れ中。果たしてWindows Phone 8とWindows RTで巻き返しなるか?