インターネット10年
私がインターネットに初めて触れたのは1994年の12月。早いものでもう10年も経ってしまいました。
最初にインターネットに触れた時の感動を越えるものはまだ出て来ないです・・・
当時はまだYahoo!Japanもamazonも2ちゃんねるも無く・・・というかそもそも日本語のWebサイト自体がほとんどありませんでした。日本語版のブラウザも無かったため、漢字を表示するだけでも一苦労でした。ちなみにその頃使っていたブラウザはMosaic。Netscape(Mozilla)とIEのご先祖様ですね。
OSは主にUNIX(Solaris1.x)でした。当時のWindowsはインターネット対応はおろか、標準でTCP/IPすら実装していませんでしたから。(MacならTCP/IPの実装だけはありました) まぁ実際、UNIX-UNIXのネットワークが世界レベルに大きくなったものがインターネットだと捉えることもできますから、UNIXありきの環境が当然だったのですが。
いちおうIT系の会社におりますので当時からインターネットには繋がっており、社内にはUNIXを軸としたネットワークもありましたので、自分の部署でもWeb環境を構築してみました。部署のUNIXにGNU系のツールやらBINDやらCERN HTTPD(Apacheの前身)やらを導入し、社内向けのWebサーバを立ててみたのですが、いやもうその仕組みに感心しっぱなしでした。
「これだけの設定で世界中のコンピュータ同士で情報交換できるとは!」と、目からウロコがポロポロ落ちたようでした。
HTMLを用いたコンテンツ作成の容易さも驚異でした。ぶっちゃけ第一印象は「HyperCardの発展版?」でしたけども。
ちなみにその時作ったページの末裔がこれです。当時から残っているコンテンツは「ループ」と、タイトルの爆弾マークだけですが。
↓
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kitada/
■HyperCard (Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HyperCard
■インターネットの歴史(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88