DVD&CDメディア耐久テスト

 週刊アスキー今週号(2005/2/22号)の記事「DVD&CDメディア耐久テスト」が興味深い。
 
 DVD-RやCD-Rメディアを扱う際の「べからず」として「日光を避ける」「レーベル面にボールペンで字を書かない」「記録面を汚さない」などは常識の範囲だが、それがどの程度のレベルで本当にダメになるのか具体的な数値データが示されていて参考になる。
 
 例えばDVD-Rなら「PIエラー」という指標があって280以下なら規格内(エラー訂正でカバーできる範囲)、500で動画にノイズ発生、1400を超えると読み取り停止、とエラー数によってどの程度品質が劣化するかが明確に分かるとのこと。
 
 で、テストの内容はというと「1週間天日乾し」「水に付ける」「コタツ内に1日放置」などでエラー数の増加具合を計るというもの。とりあえず台湾製激安メディアの劣化具合がひどい。例えば天日乾しテストでは日本製が初日のPIエラー数64、一週間後67であるのに対し、台湾製は初日から154、その後180、388、931と増加し、既に4日目で読み込み不能となっている。
 

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 ところで時々CDやDVDを円周にそってクルクルっと拭く人がいるがあれもNG。ヘタすると一発で読めなくなる恐れあり。メディアは必ず放射状に拭きましょう。逆にメディア廃棄などで読めなくなるようにしたい場合、紙ヤスリで一番内周の部分を円周状にぐるっとなぞればOK。インデックス情報が死にます。