ついにMacがIntelチップ搭載
IBMがいつまで経ってもモバイル用の高クロック/低消費電力CPUを作れないことに業を煮やしたアップルが、CPUをインテルに変えると衝撃的な発表をしたのが昨年。本日ついに実機がお目見えとなった。
■MacBook Pro (PowerBookから改称)
http://www.apple.com/jp/macbookpro/
■iMac
http://www.apple.com/jp/imac/
ノート型では初代からの呼称であった「PowerBook」の名前がなくなり「MacBook Pro」に。性能は4倍とあるが、第三者によるもう少し詳しいレポートを待ちたいところ。
PowerPCベースのバイナリをエミュレートするRosettaの性能についても気になる。
外観や基本仕様など、CPUが変わった以外に大きな変更点は無いように思えるが、とりあえずFireWire800とPCカードスロットが消えているのが残念。
あと、記載が無いところをみるとClassic環境はやはり完全に消滅してしまったのか。
またエントリーソフトウェア関係も一新されているが、注目はやはりiLifeファミリに新たに加わった「iWeb」か。ホームページやブログなどを作成・アップロードできるソフトのようだが、逆に「なぜ今まで無かったのか?」とすら思う。
あと簡単なペイントソフトも欲しいところ。いっそのことHyperCardをWeb対応にして復活させてはくれないものか。
■iLife '06
http://www.apple.com/jp/ilife/
■iWork '06
http://www.apple.com/jp/iwork/
しかし大方が興味を持つのは「MacOSとWindowsがマルチブートできるマシンは出るのか?」ということであろう。技術的には可能だが、アップルはそれをさせないように色々工夫しているとのことだが・・・。
Macファンとしては微妙なところだが、可用性としてそれもアリかな?理想はMacOSの上で動く「ネイティブ起動並みのエミュレータ」だが。それが出来ればMacOSの上でWindows以外にもLinuxやらSolarisやら超漢字やらが実用レベルで使えて幸せだ。
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0111/mw02.htm
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094269,00.htm?tag=nl