いままでのやのあきこ

 
 矢野顕子デビュー30周年記念盤『いままでのやのあきこ』がリリースされた。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=12369
 
 いや、過去のアルバムは一つも持っていないのだが、20年前に一度だけコンサートに行ったことがある。サポートミュージシャンとして坂本龍一高橋幸宏が参加していて、単にそちらが見たかっただけなのかと問われるとまさにその通りなのだが、それでも『ひとつだけ』は名曲中の名曲だと思う。
 コンサートでは客席との掛け合いがあったり、当時は夫婦だった坂本龍一との暮らしぶりをノロけてみたりと実にホノボノしたものであった。
 
 「そのうち落ち着いて聴いてみようリスト」に入っているアーチストではあるのだが、やはりここはひとつベスト盤から始めてみるべきか?
 しかしコンサートを観た20年後にようやくベスト盤からスタートするというのもいかがなものか。