出回り続ける修正写真の数々(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20222967,00.htm
写真の修正など今や誰でも出来る時代ではあるが、メディアが恣意性を持って写真に手を加えるのはやはり問題だろう。
そのうち、どんな報道写真も「よくできた修正写真だなー」と醒めた目で見られるようになってしまうのでは?というか既になっているような気もするが。
そういえば、事故を起こした際の証拠写真を撮るために「写ルンです」を車に積んでおくといい、という話を聞いたことがある。
修正(というか改竄)の難しさがフィルムの存在価値を高めている訳だが、フィルムが生き延びてゆく道はそんなんしかないのかな?
ちなみに、IBMのサイトに損保会社がデジタル写真の改竄を発見できるようにする研究レポートがあった。
http://www.trl.ibm.com/projects/RightsManagement/datahiding/dhifk.htm
でも、これは保険会社が専用の機械を用いた撮影を行うことを前提にしているようだ。やっぱり写メールとかではダメかな?
そうそう、デジタル証拠写真といえばやはり2006/6/1の道交法改正による「デジカメ駐車違反取締り」。
こちらも専用機という話だが、日経ARENAの記事だとリコーのCaplioがベースらしい。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060601/116963/
まぁ、そのうち一般向けにも「改竄されていないことが保証された写真が撮れるデジカメ」が出てくるんであろう。