情報処理技術者試験が資格制/更新制に?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061127/255005/
 
 経産省が10月末に設置したワーキンググループにて、情報処理技術者試験の抜本的な見直しが行われている。
 
  (1)技術認定手段にとどまっている同試験を資格試験にする
  (2)情報処理技術者試験ITスキル標準(ITSS)を整合させ,特にITSSのレベル1から3を認定できるようにする
  (3)基本情報技術者試験の下位に当たるエントリ試験を新設する
  (4)試験の更新制度またはそれに類する制度を導入する
 
 特に大きいのが(1)と(4)で、建築士や会計士などと同様に資格を取得しなければ該当する業務に携われないようにし、かつ資格に有効期限を設けるようにする方針であるらしい。
 
 ネットを眺めていると先の耐震偽装問題と絡めて「また新たな利権関係か?」などと揶揄されていたりもするが、何らかの抜本的な改革が必要なのは間違いない。