マンガ『ビル・ゲイツ物語』
2008年6月末でビル・ゲイツがマイクロソフトを引退したことを受けて、インタビュー記事やら業績の総括記事やら色々読むことができる。
そんな中もっとも異色なのは『ゲームセンターあらし』のすがやみつるが自身のブログで公開しているマンガ『ビル・ゲイツ物語』(http://sugaya.otaden.jp/e306.html)だろう。
今から26年前、1982年に書かれた作品なので、まだマイクロソフトが創業して7年しか経っていない頃だ。マイクロソフトの名が広く一般に知れ渡った『Windows95』発売から数えても実に13年前。
わしゃこの頃はマイクロソフトのN-BASICで遊んでたな。思えばこれが道を踏み外した第一歩やった。
さてさて、他に面白かったビル・ゲイツ関連ネタはこのあたり。
↓
■はじめてのBillGレビューのこと
http://local.joelonsoftware.com/mediawiki/index.php/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AEBillG%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8
マイクロソフトに中途入社してExcel用マクロ(VBA)を開発したJoel Spolsky氏が、初めてビル・ゲイツにレビューを行った際の顛末を生々しく語っていて引き込まれる。
ビル・ゲイツへのレビューといえば、やはり元マイクロソフトの中島聡氏がWindows95のレビューを行った際の話が抜群に面白い。
こちらは氏が今年刊行したこの本に詳しい。
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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: アスキー
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中島氏は、自身のブログでビル・ゲイツ引退についても語っている。
↓
■ビル・ゲイツの引退と「ソフトウェア・ビジネスの興亡」と
http://satoshi.blogs.com/life/2008/06/post-4.html
つまり、ビル・ゲイツは「人類の歴史始まって以来初めて、土地・金・石油などの天然資源ではなく、知的プロセスをコントロールすることより世界一の金持ちになった」という点で特異な存在だというのだ。
なるほど。