カブトムシ2世は最終的に6匹に

  
 家内のお父さんが、長男(4歳)のために昨年採ってきてくれたカブトムシは6匹(オス2匹、メス4匹)だった。
 秋になる頃に幼虫が19匹孵った。
 
 冬の間は、土が乾燥しないようにわしと長男が毎晩、霧吹きで適度に水をかけていた。
 長男は「今日は幼虫何匹見える?」といつも確認していた。そして「おかーちゃん!今日は5匹見えたでー!!」などと報告していたが家内は実物を見るのに難色を示していた。
 
 春になって土を交換する際に確認してみると5匹減って14匹だった。
 そしてサナギになり、やがてポコポコと成虫になって這い出て来た。サナギから成虫になる過程で死ぬことがあるらしいが、無事に14匹全部成虫になった。
 オス4匹、メス10匹という不均衡な割合だ。
 
 オス2匹とメス2匹は会社の人に里子に出した。男の子が二人いて、去年まではカブトムシを飼っていたが今年はクワガタしかいないということでちょうど良かった。
 
 それでもまだメスが多すぎる(オス2/メス8)ので、もとの森に4匹帰してやった。家内は「全部帰してやったら?」と無謀な提案をしたが、そんなことしたら長男が暴動を起こすぞ。
 
 最終的には去年と同じバランスのオス2匹、メス4匹となった。
 さて、来年の3世は果たして何匹に・・・?とりあえず長男が飽きるまでは毎年飼い続けるとするか。