数年後、薄型テレビの主流は有機ELになる?

 ソニー、シャープなど10社+1団体が大型有機ELディスプレイの共同開発を開始する。
 2010年代後半までには40型以上で低消費電力の大型パネルを量産する方針らしい。
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/10/news055.html
 
 つい先日「2011年には37インチの有機ELテレビを10万円半ばで出す」と宣言した松下電器はこのグループには入っていない。東芝松下ディスプレイテクノロジーという系列会社は入っているが、多少関連はあるのだろうか。
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/24/news030.html
 
 有機ELテレビで現在市場に出ているのは、昨年ソニーアーリーアダプター向けに発売したのみである。
  http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0710/01/news059_2.html
  ソニー 11V型 有機EL テレビ XEL-1 B 4K
 11インチで20万円という価格は、これでもかなりのバーゲンらしいがやはり高い。
 しかし、あの画質は誰が見てもビックリする。(まだ見てない人は一度見てみるべし) これが大型化すると、居並ぶ液晶やプラズマが一気にかすんでしまう。
 液晶やプラズマも技術革新は進んでいるので、大型有機ELが量産化する頃にはより高画質化している可能性もある。しかし、現在のテレビ市場で大半のシェアを握るソニー、シャープ、松下が揃って有機ELに注力しているというのは紛れもない事実である。いずれにせよ数年後が楽しみだ。
 
 うちのテレビは17年落ちのブラウン管だが、3年後を目処にようやく買い替えか?