ソニーの新HDカメラFX1000

http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-FX1000/
 
 ソニーから「ハンディカム」シリーズ最上位となるHDビデオカメラ「HDR-FX1000」が発表された。
 実売価格は40万円弱。
 
 名称や形状だけ見ても分かる通りHDR-FX1の後継機種で、併せて業務用モデルのHVR-Z5Jも発表されている。(約55万円)
  http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/products/hvr_z5j/
 
 HDR-FX1の次に登場したHDR-FX7は、これも確かに良いカメラなのだがイメージャが「1/4型の3板」という点でファンをがっかりさせた。
 HDR-FX1000は(最近の成り行きから見て当然だが)イメージャがCCDからCMOSに変わってしまったが、1/3型ということで低照度での画質や諧調表現にも期待できそうだ。
 
 しかしHVR-Z5Jは、価格や大きさから見てパナソニックのAG-HMC155(実売50万円)と真っ向からぶつかる。
  http://panasonic.biz/sav/camera/ag-hmc155/ag-hmc155.html
 
 かつて「ソニーVX2000(PD150)対パナソニックDVX100」という名勝負があったが、その流れを汲むこの2機種が同じ時期に登場したのは実に興味深い。
 パナソニックの方はメモリカード方式(AVCHD)になってしまったが、カメラとしての作り自体はよく似ている。専門誌などの撮り比べレビューを見るのが楽しみだ。