ニッポンに圧勝したサムスンのグローバル戦略

http://monoist.atmarkit.co.jp/fpro/articles/forefront/05/forefront05a.html
 
 日本ではあまり人気がなくテレビ以外では撤退してしまったサムスンだが、世界市場で見れば今やソニーパナソニック、日立といった日本企業が及ぶべくもなく大成功しているのは周知の通り。
 どうしてサムスンがそこまで成長したのか、サムスンに10年間在籍してその成長に関与してきた日本人がその手法について語っている。
 聞いてみればなるほどと思える内容ばかりだが、どうして日本企業がそんなシンプルな手法を取れないのかが不思議だ。
 
 しかし、日本国内と諸外国では家電に求めるものが全く違うということが良くわかる。ガラパゴスだと言われる携帯電話など最たるものだが、テレビや白物家電でも基本的なところは一緒なのだろう。
 そういえば昨日のニュースで、北米で大ヒットした「42インチで9万円台の液晶テレビ」が日本に上陸、というのがあったがネットでの反応は冷ややかだった。現在でも国内メーカーに比べると激安の海外製テレビはいくつか出ているが、なんやかやで売れているのはソニーにシャープ、パナソニックといったブランドばかりだ。