選挙が近づいてきた

 8月8日の読売新聞の調査で「テレビの視聴時間が長くなるほど、民主党支持率が高い」というのがあった。
 ネットでも話題になっていたが、能動的に情報収集を行う人の方が民主党を受け入れない割合が高いということか。
 民主党には結構な数の問題発言や不祥事があるにも関わらず、大手のメディアではあまり取り上げられていないのは確かに不思議だ。(どんな問題発言や不祥事があったのかは、1年前に民主党を離党した大江参議院議員のサイト http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html が詳しい。)
 
 『WiLL』10月号に掲載されている民主党東京都議・土屋議員の寄稿『民主政権を内部告発する!』も読んでみたが、批判一辺倒ではなく「民主党は本来こうあるべきだ」と客観的に/前向きに分析している点が良い。マニフェストには選挙向けに耳障りの良い内容ばかりが並んでおり、これまで民主党が重要な政策だとしてきながら選挙の争点にすると不利になる話題に全く触れていない点を厳しく指摘しているが、これは内部告発というよりも全うな感覚だろう。  

WiLL (マンスリーウィル) 2009年 10月号 [雑誌]

WiLL (マンスリーウィル) 2009年 10月号 [雑誌]

 この寄稿は次の選挙で民主党に投票する・しないに関わらず読んでおくべし、と強く推しときます。「マニフェストに載っていない民主党の重要な政策」は民主党が政権を取れば実行されることは確実なので、あとで「知らなかった」と言ってもどうしようもない故。
 
 選挙まであと2日。
 できるだけ情報を集めて、議論して、そして熟考した上で一票を投じたい。