JPEGを捨てて街に出よう! RAW画像のススメ(GIZMODE)

http://www.gizmodo.jp/2009/12/jpegraw.html
 上級者向けのコンデジや、デジタル一眼にはだいたいRAWモードがある。画像を圧縮処理してJPEGにする前の「生」の状態で記録するモードだ。
 購入して6年近くになるが、うちのニコンD70にもある。
 
 この記事で述べられているJPEGに対するRAWモードのメリットは十分に分かるのだが、デメリットの方が問題だったのでこれまで全く使うことはなかった。
 
 (メリット)
   ・画質が良い
   ・撮ったあとで調整(救済)できる
 
 (デメリット)
   ・ファイルサイズが数倍になる
   ・現像処理が必要(高性能なPCが必要)
 
 何しろ最初は64MBのメモリカードを使っていたので、JPEGでも最高画質で20枚くらいしか撮れなかった。ここでRAWなんか使った日には10枚も撮れない。
 その後メモリカードは大容量化しつつ値段も劇的に下がり、わしが使うカードも256MB、512MB、2GBと移り変わって行った。64MBと2GBだと容量は32倍の開きがあるが、値段は半額以下だ。JPEG最高画質でも500枚以上撮れるようになり実用上困ることはなくなったが、現像処理に手間がかかることを考えるとRAWを使う気にはなれなかった。
 
 しかし先日公園で遊ぶ子供たちを撮った際、モード選択を間違えて全部RAWで撮ってしまった。
 Macに取り込む際「ん?この見慣れない拡張子はなんや?壊れてしもた??」と一瞬焦ってしまったが、いざ取り込んでみると問題なくスイスイ見れる。
 「あ、これRAWで撮ってもてたんか!しかしRAWってめちゃくちゃ処理が大変なはずでは?」と思ったが、良く考えたら6年前に使っていたMac(PowerMac G3/G4-1GHzに改造)とくらべて今のMac(MacBook Pro/Core2 Duo 2.16GHz)はケタ違いに性能もアップしている。RAW画像をパタパタ開いても、前のMacJPEG開くより速いではないか。
 
 プレビューだけならOS標準機能でもできるし、Photoshopも持ってるの現像も問題ない。(現像はiPhotoでも可能)
 なーんや、今やRAWも難なく使えるんや!と意識を新たにした今日この頃。
 
 でも、やっぱり面倒なのでRAWは使わないのであった。