地球温暖化対策基本法、衆院委員会で強行採決

 事前に産業などへの影響調査や国民への説明もなく、数字自体の根拠もないまま世界中に向けて「25%削減」という看板だけデカデカと掲げて得意満面だった鳩山総理。
 5月14日に、その「25%削減」法案が晴れて強行採決された。

地球温暖化対策基本法衆院委員会で強行採決(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100514/env1005142031003-n1.htm
 
■政府「25%」の影響明示せず 衆院環境委、温暖化法案を強行採決(SankeiBiz)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100515/mca1005150507007-n1.htm

 
クライメートゲート事件を機に地球温暖化自体の懐疑論が高まっているのもあるが、そもそも日本は世界で一番体脂肪率が低いのに、一番過酷なダイエットをすると宣言する必要もあるまいに。
 
 前にも書いたが、この件については政府の方針よりこちらの方が説得力がある。
     ↓
■「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する (武田 邦彦 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/481911087X
  「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する 
 書かれていることを全面的に受け入れる訳ではないが、それでも政府案より納得できるので現状ではこちらを支持。
 ちなみに、かつて日本中を騒がせたダイオキシン騒動や環境ホルモン、そしてリサイクル問題などについても結構驚くようなことが書いてある。