iMovieの名称とバージョン番号の規則は分かりづらい
ver1 1999/10/07 iMovie 1.0
ver2 2000/07/24 iMovie 2.0
ver3 2003/01/07 iMovie 3.0
ver4 2004/01/06 iMovie 4.0
ver5 2005/01/11 iMovie HD 5.0
ver6 2006/01/10 iMovie HD 6.0
ver7 2007/08/07 iMovie '08
ver8 2009/01/29 iMovie '09
ver9 2010/10/21 iMovie '11
ver5で名称が「iMovie HD」に変わっているが、これはHD(ハイビジョン)対応になったことを示す。
直接読み込める規格はHDVのみで、現在家庭用で主流のAVCHD対応はver7から。
ver7から、ハイビジョンが普通になってきたからだと思われるが「HD」が取れて代わりに西暦年が付く。
この西暦年がver8を除いて発売年と一致しないうえ、バージョン番号と近い数字のためややこしい。アップルのサポート情報やマニュアルでも製品名表記とバージョン番号表記が混在している。
掲示板などでも「iMovieのバージョン8が・・」などと言われた際に、実際それが「iMovie '08」と「iMovie '09 (ver8)」のどちらを指しているのか分からなかったりする。
名称とバージョン番号の関連がややこしいのはWindowsも同様だが、こちらはバージョン番号が表に出てくることは滅多にないので利用者が混乱することはない。
↓
Windows 3.0 (ver3.0)
Windows 95 (ver4.0)
Windows 2000 (ver5.0)
Windows XP (ver5.1)
Windows Vista (ver6.0)
Windows 7 (ver6.1)
Windows 8 (ver6.2)
※Windows95とWindows2000以降は別系統(別カーネル)の製品なので連続性は無い。Windows2000系統はWindows NT 3.1 (ver 3.1)からの流れ
話をiMovieに戻して、
「iMovie HD」と「iMovie '08 (7.0)」はバージョン続きだが、全く別コンセプトの製品になった。
機能が減ってシンプルになり、短い動画を手早く編集してYouTubeやブログ・SNSなどにアップしやすいようになった。
作品をじっくり作り込みたい利用者向けにはFinal Cutシリーズがあるので棲み分けとしては正しい。
しかしiMovie HDもダウンロード提供などで残しておいて欲しかった。(iMovie '08発売後しばらくはダウンロード提供されていた) iMovie '08での改悪点として「DV(DVストリーム)取り込み時に画質が劣化する」というのがあり、これで困っている人も多いので。
そんな訳で、うちのメインはいまだにiMovie HD 6.0。
iMovie '11は、義妹からもらったAVCHDのファイルを開く際に使うくらい。
http://d.hatena.ne.jp/molamola/20110511/p1