パイオニア最後のプラズマ

 とにかく高画質を追究することで愛好家から絶賛されていたパイオニアが、プラズマパネル生産から撤退してパナソニックからの調達に頼ることを発表したのは2008年3月。
 2008年末に発表された最後の自社生産プラズマテレビ(とモニタ)は、やはりかなり評価が高い。(そして値段も高い)
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  http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0901/07/news031.html
  http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0811/25/news030.html
  http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0812/01/news046.html
 
 パイオニアの撤退は残念だが、関係する技術者はそのままパナソニックのプラズマ開発に携わるということで、まだ今後の展開には期待できるのかもしれない。同じく日立もプラズマ生産から撤退してパナソニックに技術移転することを考えると「より安価で、より高画質な」プラズマが出てくる可能性は高い。
 
 液晶パネルの技術革新にも目を見張るものがあるが、やはりプラズマ、特にパイオニアの画質が凄い。
 静止画だけを見るならビックリするくらい高画質の液晶テレビもあるが、総合的にはまだプラズマの方が高画質だ。
 
 しかし・・・数年後には37インチクラスの有機ELテレビが10万円台になるという話もあるし、パネル性能以外にも最近は演算による「高解像度化技術」(東芝の『超解像』とか)が次々出てきたりとあれこれあっておもしろい。
 
 うちは2年後くらいにブラウン管テレビから買い換える予定だが、その頃にはさらに楽しいことになってそうだ。