産経新聞、twitterで「民主党の思う通りにはさせない」と発言→謝罪

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/31/news122.html
 まぁ新聞やテレビが不偏不党だとは誰も思ってはいないだろうが、わざわざ自分から言うてしもたらアカンわ。
 記事でも触れらているが、1993年の椿事件(テレビ朝日の椿報道局長が民放連の会合で「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」などと発言し、放送法違反に問われた)を思い起こさせる。
 
 しかしネットというのは便利だ。ひとつの事象に対し各々のメディアがどんな論調なのか横断的に俯瞰できる上、関連する過去の情報も簡単に検索できる。もちろん検索されて出てくる情報には恣意的なものも多いが、一次情報(ソース)が示されていれば、あとはそれが本当に信頼に足るものなのか突き詰めてゆけばよいだけ。
 一次情報という点では、8/12に行われた党首討論は大きな転換点だった。民放もNHKも拒否したノーカット放送をニコニコ動画が全編生中継したということは、一次情報がテレビからネットに移ってしまったことを意味する。テレビでの生放送は無理だったとしても、重要度から言えばノーカットで放送する意義は十分にあったはず。
 ニコニコ動画でのノーカット放送はもちろん今でも、いつでも見ることができる。→ http://www.nicovideo.jp/watch/sm7918680