天装戦隊ゴセイジャー放送開始

 長男(5歳)は「シンケンジャーが終わったらもう次は見ない」と宣言していたが、いざ終わってみるとあっさり撤回。
 シンケンジャーは途中(第22話)から見始めたのでちょっとだけ話を追うのに手間取ったが、今回は最初から準備万端で臨む。
 いつものように日曜朝、7時過ぎに起きてきた長男は「おとうちゃん!ゴセイジャー見るで!」と楽しそうだ。
 
 ・・・そして見終わって(仮面ライダーダブルも見て)落書きを始めたが描いてる絵はシンケンジャーとダブルばかり。まだ本人の中では切り替わってはいないようだ。
 
 わし自身は、戦隊物といえば初代の『秘密戦隊ゴレンジャー』ぐらいしか知らなかったので歴代の戦隊物(現在は34作目)と比較してどうなのか詳しいことは分からんが、設定は古臭く感じた。
 ネットで見てみても同じ感想を持つ人は多い。ただ「昭和の戦隊物を彷彿させて懐かしい」「シンケンジャーが異色。これが戦隊物の王道」と好意的に見る向きが多いようだ。
 そうか、シンケンジャーは戦隊物としてはやはり異色だったのか。実際「大人が普通に楽しめる脚本」という意見は多く、確かにそれは感じた。ベースが時代劇(チャンバラ)というのも大きい。ふだんは剣道着で竹刀を振って稽古をしたり、書道の練習をしたりと和のテイストも満載やったし。変身の道具は筆、メインの武器は日本刀と、なんかこう安心できるというか。
 江戸時代から続く武士集団、という設定やのに戦隊物としては斬新だというこの不思議。ちなみにゴセイジャー古代文明ベースみたいやけども、ちょっとカード多用しすぎ!今はゲームとの連動が重要やからしゃーないんやろけども。