SharePoint2010のリスト機能に「検証の設定」が付いた件

 SharePointはコーディング無しでちょっとした入力フォームやワークフローが作れるのは良いが、入力値の検証(Validation)が弱くて困る。
 SharePoint2010になってようやく列単位/リスト単位の検証ができるようになったが、そんな複雑なことはできなさそう。
 

(例)列の検証式
 ・列A(文字列)の内容が「hoge」であること → [列A]="hoge"
 ・列B(数値)の内容が100以下であること → [列B]<=100
 
(例)リストの検証式(数式)
 ・列A(文字列)の内容が「hoge」、かつ列B(数値)の内容が100以下であること
    → AND([列A]="hoge",[列B]<=100)
 ・列A(文字列)の内容が「hoge」、もしくは列B(数値)の内容が100以下であること
    → OR([列A]="hoge",[列B]<=100)

 
 なお、このリストの検証式に関しては、日本語のヘルプにはまだ記載が無い。
 
 ところでこのSharePoint2010からIE6がサポート対象外になったが、実際アクセスしてみるとブラウザチェックで拒否される。
 IE6は9年も前のブラウザやし、GoogleYouTubeなどでもサポート対象外とされたくらいなのでもう捨てても良いと思うが、どうしても捨てられない環境だとちょっと困りそう。