音楽CDの音を良くする方法(日経IT Pro)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061124/254740/
 
 もし市販するとすれば70万円程度になるというプロ用(マスタリング・スタジオ用)CD-Rドライブの構造が紹介されている。
 
 「デジタルなんだからどんなCD-Rドライブで書き込んでも音質に差は無いのでは?」と考える向きも多いが、実際は書き込み時にどれだけエラー率を減らせるかによって音質は大きく変わってくる。もちろんメディアの品質も重要で、粗悪なメディアだとエラー率が多い上経年変化にも弱く、結果として数年で読み込み不能となったりしてそれこそ「安物買いの銭失い」になりかねない。
 
 光学メディアの寿命うんぬんについては過去何度か書いてるのでこれ以上詳しくは書かないが、とりあえず「デジタル=高品質」とアバウトに捉えるのは正確ではない。「デジタル=正確」というのは合っているが、その正確さを保つための土台が崩れた場合の破綻の仕方がアナログより派手であることを常々留意するようにしたい。